雲南のシャングリラ焼失

赤丸がシャングリラ

シャングリラ(地図の赤い星)の貴重な街並みが、4日前に焼失してしまいました。

雲南省北西部のシャングリラ(旧名・中甸)は、石畳の迷路に土壁の街並みが美しい古都です。茶馬古道の主要な街でもありました。

雲南省の茶葉は、ヒマラヤ山脈につながる険しい山道を辿り、ラサやインドへと運ばれました。ラサでは、バター茶として愛飲され、インドに着いた茶葉は、海を渡り英国へと送られました。その山道は茶馬古道と呼ばれました。シャングリラは、その古道の主要な町でもありました。どっしりとした土壁と厚い板瓦の屋根の景観。その街並みは、盛んな交易の時代を感じさせてくれるものでした。

2005年にツアーを企画し、旧市街の土壁の街並みを歩きまわりました。その街並みが1/11に消失してしまいました。なんとも残念・・・。

ニュース元 
中国のシャングリラ県で大火、300棟近く焼失

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