ネパールの地酒トゥンバ

パタンの居酒屋のトゥンバ

ネパールの地酒、トゥンバ。写真のトゥンバは、カトマンズの南、パタンの居酒屋のものです。

木製のジョッキのようなものに、蒸した褐色の穀物(名前不明)を入れます。そこにストローを挿し、お湯を注ぎます。しばし、じっと見ていると、ぷくぷくと泡が上がってきます。しばらくぷくぷくを見つめ続けてから、ストローで吸い上げます。甘さと酸っぱさがとてもうまくまとまった、あったか~いトゥンバが口に広がります。

写真のトゥンバのストローはアルミでしたが、山の方では植物の茎のストローが使われます。茎のストローだと、まわりに発酵の気泡が付きます。お湯を注いで少したつと、その気泡のせいでストローがゆっくりと、せり上がってきます。そろそろ良いよ、と誘ってるかのように。とても軽い口当たりの酒で、そんなにアルコールを感じないんですが、2杯目の中ごろには あ ちょっとやられたかな。。と思えるような、うまい酔い方のできる酒です。

ただし、お湯を注ぐのは3回まで。それ以上注ぐと、よくないものが出てくる、とネパール人は言います。なお、英語表記ではtongbaとなります。

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