チベット・アムド地方の奇祭-ルロ祭り
写真は、村のある男性に、山神が憑依して踊り始めた祭りのワンシーンです。
チベットの北部はアムドと呼ばれ、大草原に覆われたなだらかな丘陵地が広がります。
アムド地方(中国の地名では主に青海省)は、大草原でのヤクや羊の放牧が有名です。北はモンゴルにつながり、モンゴル系民族も多く暮らす地です。また、ダライラマの生地としても知られています。地図
そのアムド出身で文化人類学を研究するチョルテン・ジャプさんの講演会を開催します。彼は、北海道大学大学院の後、国立民族学博物館で研究を続けている研究者です。講演テーマは彼の故郷レゴンの奇祭「ルロ」祭りです。
レゴン地方で行われるこの祭りは、8世紀に始まったと言われています。漢族とチベット族の戦争が終結したことをきっかけに、始まったものだそうです。祭りになると、山の神が男性に憑依し、神懸りとなった男性が祭りを執り行っていきます。日本人にとっては、奇々怪々な驚くような祭事が行われます。ビデオでもご紹介しています。
10/26:講演会「チベット・アムドの奇祭 ルロ祭り」
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