シェルパ族の移り変わり
シェルパ族は、ヒマラヤ南面の高地に暮らす民族です。
見かけは日本人とそっくり。でも平均身長は、日本人より低いように見えます。しかし、そのパワーは凄まじく、写真のような相当な重さの荷物を、担ぎます。
シェルパ族は、厳しい山岳地の環境に暮らし、自給自足しながら交易もおこなってきました。そのような生活は、登山の隆盛によって大きく変わってきました。登山ガイド、荷運びの仕事で、それまでよりははるかに大きな収入を得るようになったのです。
彼らの中には、それらの仕事をビジネス化し、大きな成功を上げている人々もいます。サパナの現地事業の手配では、ソルクンブ地方出身のダワ・シェルパ氏が立ち上げた旅行会社「Nomad Nepal」のお世話になっています。
登山の面では、これまで外国人の登頂をサポートする役目でした。しかし、自ら頂を目指す登山家となる、シェルパ族が現れてきています。5年前には、17歳 のシェルパの女の子がネパール隊として、エベレストに登頂するという快挙を成し遂げました。
ニュース元 国連WFP
17歳でエベレストに登頂!二ムドマ・シェルパさん