ヒマラヤ・マネーを支える人々
写真はエベレスト街道で、荷を運ぶシェルパたちです。彼らは、荷運びや登山隊サポートを生業としています。
4月、エベレストで、シェルパたちの生活を揺るがす、大きな雪崩事故がありました。
事故後、ガイド、サポートを務めたシェルパ族たちへの低い補償をめぐり、大きな問題となっています。仲間を失ったシェルパたちは、その後のガイドの仕事をボイコット。ほとんどの登山隊が、登山中止に追い込まれる事態となりました。
一方、政府は登山料収入の激減対策として、これまで登山許可をしていなかった100以上の山々を開放。なんとか登山料を、確保しようとしています。シェルパたちに大きな犠牲が出た直後に、このような方針を出すというのは…
中東はオイル・マネーの国、と呼ばれますが、ヒマラヤ・マネーを支えているのはシェルパたちです。仮に、新たに許可した山々に登山隊が来た場合、シェルパたちは動くのでしょうか?経験の浅いガイドたちが借り出されるような事態は、起こしてはなりません。
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ニュース抜粋 cnn.co.jp
登山隊の撤退相次ぐエベレスト 雪崩事故の影響でl
ネパール・クーンブ渓谷(CNN) 世界最高峰のエベレストで4月18日に発生した雪崩事故の影響を受け、今シーズンの登頂を断念する登山隊が相次いでいる。ガイド役を務める地元シェルパの多くが登山中止を決めたためだ。