カトマンズ-ラサに新規便

カトマンズ-ラサに新規便

投稿 2014年8月23日

カトマンズとラサ間に、新規航空便が就航です。

閑散とした標高3570mのラサ・クンガ空港

現在、カトマンズ、ラサ間の航空便は、中国国際航空 が毎日一便運行してますが、今秋から新規便の運行が始まるそうです。中国とネパールの航空会社が合弁会社を作って10月から運行とのこと。

武器供与、公共工事など、中国からネパールへの投資は増加の一途です。ネパールへの中国人観光客も、大幅増。外国語の習得能力が非常に高いネパール人ですから、観光ガイドたちも、一気に中国語化していくことでしょう。

今年、17年ぶりに、インドの首相がネパールを訪問した、とニュースがありました。中国、インドの、綱引きの場になっているネパールの行方は、どうなるのでしょうか?

3年前、中国人のネパール観光ビザが、不用になったという投稿をしました。(下のブログ) 今回の新規便の開設で、中国人観光客はネパールにも押し寄せるのでしょう。

現在のカトマンズ-ラサの航空便時刻表

中国人はネパールビザ不要

投稿 2011年11月5日

写真は、日本人のネパール観光ビザです。ネパール観光ビザは、日本で事前に取る方法と、現地空港で取る方法があります。現地で取る場合は、$30とられます。ところが、一年ちょっと前、中国観光客は、ネパールビザが不要になりました。

これまでネパールは、チベット難民、ブータン難民を、柔軟に受け入れていました。難民の滞在場所や村も、提供してきました。ヒマラヤを越えて亡命してきたチベット人たちは、ネパールにたどり着き、心身ともに一休みできたことでしょう。

ところがここのところ、ネパール政府は亡命チベット人を、中国政府に送り返すようになりました。中国政府はネパール政府に対し、亡命者の送還を命じているのです。今までの鷹揚でやさしいネパールの国は、どこへ行ってしまったのでしょうか。

ネパールの王制が崩壊してから、ネパールと中国の関係が悪い方向へ向かっています。

——–ニュース元——–
中国、ネパールと国境観光の協力覚書に調印 China Radio International

 中国(チベット)-ネパール観光連合委員会の第4回会議が14日午前、チベットの省都ラサで開催されました。双方は開会中、国境観光の管理、ネパールを訪問する中国籍観光客の査証免除、ネパールの首都カトマンズと中国チベットの省都ラサを結ぶ路線の回復、中国・ネパールの促進年などに関する覚書に調印 続きを読む

0 0 votes
Article Rating
Subscribe
Notify of
guest

CAPTCHA


0 Comments
Oldest
Newest Most Voted
Inline Feedbacks
View all comments