ネパール-太陽との結婚
東京に住むネパール人が発行する「カトマンドゥ通信」という、情報誌を見つけました。なんと、もう100号を迎えるそう。
バックナンバーの目次を見ると、結婚式の特集シリーズです。それによると「ネパールの女性は、一番目に果物と結婚し、二番目に太陽と結婚し、三番目に人間の男性と結婚する」という、日本人には全く意味不明のことが書かれていました。
でも、それを読んで、カトマンズで見た、ある情景を思い出しました。当時のビデオデータを探して、見つけたシーンが、この写真です。
旧王宮広場を通りかかると、たくさんの親子が座って、司祭が何やら指図をしています。親子といっても子供は全員、女の子でした。女の子の前には、果物や米、花など、儀式でよく見るものが並んでいます。同行していたネワール族のプラカスが説明してくれたのは…「この儀式は、ネワール族の少女の、太陽との結婚式です」ということでした。さらに聞くと、果物との結婚式もあるという説明。でも、儀式の意味を聞いても、イマイチよくわからずに終わりました。
この摩訶不思議の儀式、バックナンバーを手に入れて、勉強してみようと思います。