ネパールのバス転落事故
新年早々、ネパールのバス転落事故のニュースが入ってきました。
同じ日に2箇所で事故があり、死者が出ています。
平地のない国ですから、急斜面の中腹を削り、道路を作ります。崩れたら埋め戻し、ということを繰り返します。
山肌のつづら折の道路を、がけ下を見下ろしながら走る恐怖は、ネパールの旅にはつきものです。さらには、屋根に人と荷物満載のバスがやってきます。
写真は、カトマンズから北西のランタン地域のシーンです。未舗装道路の両側は、垂直のがけ。激しく揺れるバスの屋根にも、たくさんの乗客が乗っています。今回のようなバス事故のニュースが減るのには、まだまだ時間がかかるでしょう。
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ニュース元 The Voice of Russia 2.01.2014
ネパール西部で1日、観光客などを乗せたバス2台が川に転落し、14人が死亡した。AP通信が伝えた。カトマンズ北西のバスカンダ村の近くでバスが川に転落し、8人が死亡、27人が負傷した。死者は全員、ネパール人だった。タナフでもインドのコルカタ発のバスが川に転落し、6人が死亡した。バスには大勢の観光客が乗っていた。