『雨ニモマケズ』をチベット語で
12/20に、「チベットの民話 朗読劇・歌と舞い」という公演を行いました。チベットの民話の朗読劇や、留学生によるチベットの歌や舞いを上演しました。
プログラム内容を色々企画している時、なぜか宮沢賢治の写真が想い浮かんできました。宮沢賢治と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、この写真でしょう。
宮澤賢治は仏教徒でした。でも、仏教国チベットのことについて触れたものがあったかどうかは、わかりません。それでも、これまで見てきたチベットの風景、人と、何かつながるものを感じます。
そこで、公演プログラムに『雨ニモマケズ』チベット語と日本語の輪読をいれることにしました。この詩は、いろいろな国のことばに翻訳されているようですが、チベット語版はたぶんないと思います。留学生に詩の内容をつたえ 翻訳をしてもらいました。
チベット語と日本語による詩を、どんな風に重ね合わせると、彼の世界を表現できるのか?いろいろ試行錯誤しましたが、いかがだったでしょうか?