カトマンズでチベット人焼身自殺

写真は、カトマンズにあるチベット仏教の仏塔、ボダナートを参詣する人々の様子です。

2009年以降、中国内のチベット本土では、弾圧に抗議するチベット人の焼身自殺が続いています。

今やその数は、100人になろうとしています。中国政府は、自殺の扇動という罪状での逮捕も強化し、その数を減らそうとしています。そんな中、カトマンズのボーダナートでも、チベット人の焼身自殺がおこりました。

古くから、チベット、ネパール、インドは、ヒマラヤ山中を越える路でつながっていました。その路は、カトマンズからは北西に延びています。その路の途上に、壮大な仏塔ボダナートがあります。6世紀に作られたと言われますが、現在その周りには、チベットから逃れてきた多くの人々が暮らし、チベット寺院が建てられています。ボダナートの周囲は、一日中、チベットの人々が、お経を唱えながら周っています。

ボダナートの周りには、チベット系のタンカ店、レストランなども密集しています。その一角で、チベット人の焼身自殺が起きてしまいました。

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ニュース元 AFP BB news
中国支配に抗議のチベット人焼身自殺、09年以降100人に

【2月13日 AFP】ネパールの首都カトマンズのレストランで13日、20代前半とみられるチベット僧がガソリンをかぶって体に火を付け、自殺を図った。2009年以降、中国のチベット支配に抗議して焼身自殺を図った人は、これで100人目となる。カトマンズの警察がAFPに語ったところによると、このレストランがあるのはネパール最大の仏塔ボダナートの近く。続きはこちら

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