チェンマイのアイスコーヒーは旨い

ドイチャン珈琲店のコースター

アイスコーヒーというのは、暑い時仕方なく選ぶもの、だと思っていました。北タイで、それを覆されました。

チェンマイのコーヒーチェーン店に入りました。それは、ドイチャン・コーヒー店。店の名前が、珈琲豆の名前です。コースターには、イマイチなおばちゃんのイラストの下に”DOI CHAANG”と書かれています。

タイ北部には、山岳民族がやっている農園が、いくつかあるそうです。そのうちのひとつ、ドイチャン(ドイ=山、チャン=象)という山麓にある、農園の珈琲です。

タイ北部チェンマイでも、2月は暑いです。それで、あまり好みではないアイスにしました。ところが、カップを持つと、上質の豆の香りが漂いました。飲んでみると、その香りが見事に味になっています。こんなに豊かな味を感じさせるアイスコーヒーは、初めてでした。

タイ北部は、長く大麻の栽培が行われていて、犯罪組織との関係が問題となっていました。国はその対策として、大麻畑を珈琲農園に変える政策をとっています。この農園も、その一環と聞きました。それを聞いて飲んだドイチャン珈琲は、さらに奥深い味わいがありました。

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