ラジオでヒマラヤ圏を伝える
「東西南北ソリマダン」は金時江(キム シガン)さんのラジオ番組です。FMさっぽろ村ラジオ、毎週月曜15:00~15:58。ヒマラヤ圏サパナ三浦は第1週に出演して、ヒマラヤ圏の話題を提供しています。
今日は、写真の龍の国、ブータンの話題を取り上げました。
今日の放送内容
●ブータンの幸福
ブータンは、国民総幸福という指標や、若き国王夫妻の来日で、話題になりました。
龍の国、ヒマラヤの桃源郷と表現され、夢の国を思わせます。写真のように国旗には、その龍が描かれています。しかし1980年代、ブータン南部のNepal系ブータン人たちは、国籍の問題で排斥を受け国外へ流出しました。そして多くの難民が生まれています。国という単位は、人種の問題を常に抱えています。一面的な見方だけでは、ブータンを語ることはできません。
●ヒマラヤ圏の言葉
ネパール語で、首はガンティ ghantiと言います。
サパナで開講しているネパール語講座の講師 anilさんによれば「のどというネパール語はない。のどと首は一緒でしょ。かぜでのどが痛い時は、ガンティが痛い、と言う」
そう言われて、皆びっくりでした。