ネパールで大雨被害

雨の中、寺院に詣でる村人(クリックで動画)

写真はカトマンズ近郊サンク村。雨の日に、ヴァジラヨギニ寺院詣でをする、村人たちです。

北インド、ネパールで、大雨の被害が出ています。

ネパールの雨季は、5月中旬位から始まります。インドベンガル湾の水分をたくさん含んだ風が、ヒマラヤ山脈にむかって吹き付けます。山脈にぶつかった風は上昇し、冷えて大量の雨を降らせます。これは、農業国ネパールにとっては、恵みの雨となります。毎年5月には、恵みの雨を願うため「山車祭り」が開かれます。

しかし、恵みの雨は今回のような災害と裏表の関係です。毎年のように泥流、洪水の被害が発生します。最近はヒマラヤ高所にできている、氷河湖の決壊が問題となっています。温暖化による降雨の増加は、氷河湖決壊の引き金にもなりかねません。


ネパールの西隣、ヒマラヤ山麓の北インド地方にも、大雨被害が広がっているようです。報道では、160人もの死者が出ているようです。ニュースはこちら

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