札幌で再会-ドイチャン珈琲
札幌で再会-ドイチャン珈琲
投稿 2011年10月30日
なんと、うちの事務所のすぐそばで、北タイのドイチャン珈琲と再会しました。
サパナの事務所は、札幌の平岸にあります。その近所の小路にひっそりと、珈琲焙煎店があります。そこの焙煎の香りが、何週かおきにこの界隈に漂よいます。
2週間前、香りに誘われ初めて行ってみました。飾りっけのない店に、20種類くらいの豆がずらりと並べられています。暗い感じのマスターが、「珍しいところでは、タイの珈琲なんてのも、ありますけど」と教えてくれたのは、なんとドイチャン珈琲!!それが写真のパッケージです。
ドイチャン珈琲との初めての出会いは、今年の2月でした。
チェンマイのしょぼいインターネットショップで、珈琲を注文しました。インスタントコーヒーだろう、と思っていた私は、出てきた珈琲を一口飲んで、驚きました。札幌のM越屋珈琲とか珈琲サカンとかより、はるかに薫り高く、旨かったのです。
これが、北タイ珈琲・ドイチャンとの、衝撃的な出会いでした。ちなみに、ドイは山、チャンは象という意味なので、象山の珈琲という、ちょっと情けない感じの名前ですが。
チェンマイの奥深いアイスコーヒー
投稿 2011年2月25日
アイスコーヒーというのは、暑い時仕方なく選ぶもの、だと思っていました。ところが、北タイで、それを覆されました。
チェンマイのコーヒーチェーン店に入りました。それは、ドイチャン・コーヒー店。店の名前が、珈琲豆の名前です。コースターには、イマイチなおばちゃんのイラストの下に”DOI CHAANG”と書かれています。
タイ北部には、山岳民族がやっている農園が、いくつかあるそうです。そのうちのひとつ、ドイチャン(ドイ=山、チャン=象)という山麓にある、農園の珈琲です。
タイ北部チェンマイでも、2月は暑いです。それで、あまり好みではないアイスにしました。ところが、カップを持つと、上質の豆の香りが漂いました。飲んでみると、その香りが見事に味になっています。こんなに豊かな味を感じさせるアイスコーヒーは、初めてでした。
タイ北部は、長く大麻の栽培が行われていて、犯罪組織との関係が問題となっていました。国はその対策として、大麻畑を珈琲農園に変える政策をとっています。この農園も、その一環と聞きました。それを聞いて飲んだドイチャン珈琲は、さらに奥深い味わいがありました。