国境封鎖とティハール祭
ネパールは、11/9(西暦)から光の祭りティハールतिहार。街のいたるところに、バターランプが揺らめきます。街路にもたくさんのランプが灯され、揺らめいています。
祭りの初日はカラスの日、2日目は犬の日と続き今日11日はラクシュミ・プジャの日。女神ラクシュミを家に招き入れる日。13日のダイ・ティカまで続くダサイン同様ネパールのとても大切な祭りです。
一方、9月にインドからのガソリン、医療品などがストップしてすでに2ヶ月。国境封鎖が、いまだ続いています。4月、5月の大地震で、医薬品が欠乏が深刻な状況となっていますが、それに、追い討ちをかけています。
ティハールの犬の日の写真をみました。犬の頭にはティカ(祝福の赤い粉)が塗られて真っ赤、首にはマリーゴールドの花輪が掛けられています。飼い主たちにお祈りしてもらった後、ご馳走にありついている犬と、それを笑顔でみている人々。
大地震、国境封鎖という事態でも、決して祝祭儀式が滞ることはないネパールです。一つのニュースだけではわからないネパールが見えました。