東ネパール・イラムで見た9・11同時多発テロ
18年前の2001年9月11日、インド国境に近い東ネパールのイラムという町にいました。
イラムには、地図の赤線の経路で行きました。カトマンズからインド国境沿いのバドラプルまで空路、そこからはジープでイラムへと向かいました。
当時は、マオイストの活動が盛んで、庶民生活にもいろいろ規制をかけていました。そのため、イラムの町でも、酒を飲めない、買えないということでした。でも実際は、食堂でそうっと、出してくれましたが。
イラムはダージリンに近く、紅茶の産地です。町中には、たくさんのお茶屋さんが、いろんな種類の葉をならべていました。平地がほとんどない地域で、町の周りは一面が茶畑になっていました。その夜の宿は、半分茶畑の中にある安宿でした。
朝、食堂に行くと、14インチ白黒テレビに英語ニュースが流れていました。高層ビルから何かがバラバラと落ちている映像でした。